小児喘息について

子供が「ぜんそく」と診断されました。体質は一生残るといわれましたが、本当ですか?
小児ぜんそくの7割近くが思春期になると症状が落ち着きます。しかし残念ながらその7割の方の約半分は、風邪をひいたり、大量のアレルギー物質を吸入したり、妊娠、出産、ストレスなどをきっかけに再発するといわれています。これは症状は無くなっても「体質」(=「気道過敏性の亢進」)が残っているからです。今の段階では小児ぜんそくの方が今後どのような経過をとるかの予測は難しいと考えられています。
小児ぜんそくが治ると一番よいのですが、治らなかった方、再発した方でも近年治療の中心に据えられている吸入ステロイド薬を使うことで発作を予防でき、病気のない方と同様の日常生活を送ることが可能になっています。体質(気道が敏感である)が残っても的確な治療を続けることで病気と上手く付き合っていくことが可能です。

参考資料

小児ぜんそくについての詳しいPDFファイル 乳児、小児向け
http://www.allergy.go.jp/allergy/publications/pdf/zensokubaby.pdf
学童向け
http://www.allergy.go.jp/allergy/publications/pdf/zensoku.pdf